【2010年作】
今回のテーマはまだ振り付けされていない、架空のバレエ団のためのバレエ音楽。
二つめは民俗学者の折口信夫が書いた小説「死者の書」に綴られた、主人公の中将姫がまれ人(神様のような存在)に捧げるために織り上げた織物のような作品。
そして、ルーツでもあるクラスターやミヒャエル・ローターなどのジャーマン・ロックへのオマージュなのです。(miroque )
miroqueの前作『green anthology』(twinkle 1 / HEADZ 109)以来となる約2年振りとなる新作アルバムは、当初架空のバレエ音楽として制作していた音源をまとめたものだが、自然体で創られた非常に繊細かつ美しいアルバムとなった。
マスタリングはExT Recordingsの永田一直が担当。
ドリーミーでファンタジックな彼女のサウンドの魅力はそのままに、ジャーマン・プログレにも通ずる音色がマニア心もくすぐる傑作アルバム。
1. Blume Source Wind Lied
2. Sprengen Morgen
3. Meer Tantzelin
4 Fish Mouth Nepula
5. Hokus Cygnas
6. Veilchen Pietra
7. Puran Piran
8. Morgenrot Abendrot